色の理論・着物のカラーコーディネイト

色の話

◎はじめに

 ファッションはもちろん,広告,職場設計,公共の空間作りなど,色は効果的に使えることが認知されています。元々日本人は色にとても敏感で,平安時代,自然の配色を巧みに衣装に取り入れた襲色目(かさねのいろめ)や,日本の景色に映える建物の色使いは見事な色感覚と言えます。このような先人に学びつつ,色彩理論を取り入れると色は暮らしを豊かにしてくれます。
 ここでは,配色を中心に色彩理論を踏まえながら説明させて頂こうと思います。24の色相環で配色をどう組むか,色のトーン,襲色目,日本の固有色名,日本人が感じる色の性質等,最終的には和装の色合わせに役立つ様になるべく実例を交えながらお話するつもりです。経験的に見つけた配色の妙も少しずつ加えていきます。
 有名な色彩調和論はありますが,必ずそれに当てはめたら,しっくりくるとは限りません。色は無数ですから実際に配色を考えるときは,むしろ感覚,経験が9割で理論が1割位だと思います。あくまでも理論は基礎で普段から色に興味を持って配色を楽しんでいたら,自然と素敵なコーディネイト術が身に付くでしょう。

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◎色の三属性

 色は色相 ,明度 ,彩度の三属性で構成されています。色相は赤,橙,黄,緑,青,紫などの色合いのことです。明度は色の明るさ暗さの度合いで,例えば同じ赤系でも明度が高い桃色や,低い栗色があります。彩度は色の鮮やかさと,くすみの度合いです。色はその三属性の中で無限に存在します。白,灰,黒は色味を持たない無彩色なので明度だけです。

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◎色相で配色を考える

色相環.png ◎PCCS:日本色研配色体系
(Practical Color Co-ordinate System)
色相環の配列は可視光線のうち最も波長の長い赤から最も短い紫までを環状に表しています

 

 色相は赤,橙,黄,緑,青,紫などの色合いのことです。簡単に言うと色の3原色は赤,黄,青(PCCS日本色研配色体系ではRP赤紫,Y黄,gB緑みの青)で,それらを混ぜることで橙,緑,紫,等の色相が生まれます。それらを環状に表したのが色相環ですが,この配置を頭に入れておくと大変便利です。基本的に調和する配色を説明すると,

‡@補色(反対色)で合わせる。色相環で見ると反対側にある色同士の組み合わせで,例えばY黄色とV青紫,R赤とBG青緑などの関係(PCCS,日本色研配色体系参照)です。鮮やかな原色同士は元気でポップな感じを出したいときは有効ですが,お互いを強調し合ってギラギラするので,彩度を落としてパステルカラーやくすんだ色同士にすると綺麗な配色になります。その時どちらかの色の面積を小さくして,ポイント的に使うとシャープで効果的です。京都の山々を背景に朱色に塗られた塔が溶け込んでいる遠くの風景を想像してみて下さい。
‡A正三角形の配色。色相環で正三角形の関係にある色の組み合わせで,赤,黄,青や橙,緑,紫 など全体のバランスがとれます。 正四角形(2組の補色とも言える)や,全色相配色も安定感があります。 
‡B同系色の組み合わせ。同じ色相同士で明度や彩度を変えた配色は上品にまとまりす。和装では訪問着など準礼装の場合,帯揚を着物か帯の同系色で合わせることが多いのは清楚で落ち着いた感じになるからです。逆に色相差が大きいと元気で動きが出てきます。古典的な振袖には多色使いのものが多く見られます。
‡C同じ性質を持った色同士を合わせる。例えば同じ緑でも黄味を含んだ緑と青味を含んだ緑では性質が違います。黄味,青味どちらかの性質を持った色同士で合わせるとよく合います。

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◎トーンで配色を考える

トーン.png 図の説明
たて軸が明度で上になる程明るくなります。横軸が彩度で右になるほど色味が強くなります。明度と彩度の両方の度合いでトーンは決まります。

P(ペールトーン)薄い,lt(ライトトーン)浅い,b(ブライトトーン)明るい,V(ビビッドトーン,純色)さえた,ltg(ライトグレイッシュトーン)明るい灰みの,st(ソフトトーン)やわらかい,s(ストロング)強い,g(グレイッシュトーン)灰みの,d(ダルトーン)にぶい,dkg(ダークグレイッシュトーン)暗い灰みの,dk(ダークトーン)暗い,dp(ディープトーン)濃い
 

 トーン(色調)とは明度彩度の両方の度合いで構成される色の感じ方のこと。色相が違っても同じトーン領域の感情効果は共通しており,物のイメージを決定づける最大の要素。下図で説明すると,P(ペールトーン),lt(ライトトーン)はいわゆるパステルカラーです。軽やか,優しい,かわいい等のイメージです。V(ビビッドトーン)は純色(原色)でそれぞれの色相でもっとも色味が強くなります。派手な,元気な,などのイメージです。dk(ダークトーン),dkg(ダークグレイッシュトーン)は大人っぽい,重厚な,丈夫な,等のイメージで,シックな高級感を出したい時等に使われます。d(ダルトーン)は色に深みがあり,エレガントな高級感を表現できます。明度も彩度も程々で大体この周辺が中間色と言ってよいでしょう。 

 中間色(濁色)とは純色に灰色を混ぜた色調で,衣装でも建築でも日本人は深みのある中間色を好んで使いました。小袖の変遷を見てみると化学染料が大量に入ってきた幕末前後の色調には明らかな変化が見られると思います。化学染料の発色が珍しかったのか,それまでにない鮮やかな色調の小袖が現れます。藍,紅,刈安,紫草,など,自然の染料だけで染色したそれ以前の小袖に比べ,重厚感に欠けるのは色のトーンに深みがないからだとも言えるでしょう。  
  次に,トーンのコーディネイト術について説明します。
‡@トーン差を大きくすると少し元気な感じが出る,アクセントにもなる。トーン差を小さくするとおだやかなまとまりがでてくる。赤,青,緑など色相がバラバラでもトーンを統一するとまとまります。
‡A赤と緑など原色ではギラギラして合わせにくい色相同士でもパステルトーンや中間色(濁色)同士にすると落ち着いて綺麗に調和します。
‡Bツートーンカラーは同じ色相の中で2つのトーンを組み合わせたもの。シンプルで定番的,時にはレトロな印象さえ与えます。トーン差が大きい場合,どちらかの面積を小さくするとシャープに調和します。

◎和装の場合:着物と帯を同一色相で合わせることは少ないのですが,トーンを変えてメリハリを効かせば,なかなかモダンな合せ方にもなります。帯と帯締も色相を同じにする場合はトーンを変えると帯締が上品なアクセントになります。帯揚の色は着物か帯の地色に合わせることが比較的多いのですが,その場合全く同じ色だとおもしろくないので,少しトーンを変えると上品で綺麗です。

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◎涼しい配色

昔から日本人は周りへの気配りを大切にし,夏の着物も周りを涼しくしてあげるような色や素材を選びました。柄も涼しい秋を先取りしたモチーフを好んで使います。
 涼しい色について色相で言うと,心理的な色の感じ方は青,黒,紫,緑,黄,橙,赤の順に涼から暖になると言われます。部屋の内装が青など寒色系の場合と,赤などの暖色系の場合では3度も体感温度が違うという実験結果もあるそうです。白,灰色,黒の無彩色は温度感のない中性色に分類される場合がありますが,雪景色を連想させる等涼感を表すのに効果的に使われていると思います。また,明度も重要で,明度の高い色は涼しさを与えます。赤系統でもパステルトーンは温度感を和らげます。
 科学的にみると,衣服の熱吸収率は白が最小で黒が最大となります。白,黄,青,赤,紫,黒の順で吸収率は小から大になり,心理的な涼しさとは違うようですが,白,青,紺は見た目も実際の涼しさにも優れていると言えます。  
次に寒色配色のポイントを説明します。
◎同じ青の配色でも明度差を大きくして空色,青,濃紺を組み合わせると冷たさがより強調されます。更に白を加えると効果的です。 
◎逆に明度差を小さくして,青緑,青,青紫辺りで寒色系統の色相差を広くとると冷たさが和らぎ,涼しさに変わります。 
 青系を染める染料と言えば藍ですが,江戸時代には優れた夏の藍染技法が生まれました。帷子かたびらでは茶屋辻(型染),浴衣では長板中型(型染)や有松絞り,などです。防染された白地の部分と藍色のコントラストが涼やがな柄のモチーフと共に夏の暑さを和らげてくれたことでしょう。

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暖かい配色

 赤,橙,黄色は暖色系の色とされ,見た目にも暖かく感じます。光の波長が長い領域なので脳を強く刺激して興奮させます。その為,血液の流れが促進され,体が温かくなると言われます。暖色系統の衣服を着ると自分だけでなく,周りの人も暖かくしてあげる効果があるという訳です。
 真っ赤やオレンジ,真っ黄等の鮮やかな原色同士は,太陽を連想させ熱さを強調します。 同じ色相でもパステルトーンや渋いトーンでは熱さまでは感じません。 程よい暖かさを得るコーディネイトは暖色系統の色相同士で彩度を落としたくらいの配色です。あまり暗くし過ぎると暖かみがなくなりますが,暗いトーンの暖色をベースに,明るめの暖色を乗せると落ち着きのある暖かさが得られます。例えば,茶色は橙は黒や灰色を混ぜて暗くした暖色系で,赤から黄色までの色相と相性が良く,秋冬のコーディネイトに基本色として効果的に使われます。寒い冬,色で少しでも体感温度を上げてみてはいかがでしょう。

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◎白を上手に使う

 日本女性が最も美しいと思っている色は白だと言われます。心理的イメージは清潔,純粋,真実等ですが活動性や力量性が乏しく,哀愁,孤独,虚無等の感情効果もあり,習慣的に日本や中国では死者を弔う喪の色にも使われました。また,真白は人に緊張感を与えて相手を突き放す感じを与えるので,オフホワイト等少し色味を加えると緊張感が和らぎます。最近病院でも淡いピンクのナース服が増えましたが,白衣では冷たい印象を与えるからです。病院の内装も真白ではなくなってきました。また,相手と親しくなりたい時にも,服装は真白ではなく,ローズやクリームなどの淡い色を着ると相手もとっつき易くなります。

 白はよそ行きの色,非日常的で神聖な色として有効で,きものの場合黒留袖で結婚式に出るときは,白の帯締,帯揚,白の長襦袢に白の半衿を付け,家紋は白抜き紋です。礼装としての白は改まった緊張感を与えてくれて非常に効果的です。裏を返せば,普段のお洒落着にまで白半衿,白足袋一辺倒では着物を着ること自体が非日常的という印象になりますね。 勿論お洒落に白を使ってはいけないのではありません。お洒落着でも藍染の着物に白の半衿をすると極めて美しいものです。
 また,白は涼しさを演出するのにも最適な色です。紺や青と組み合わせるととても涼感が出ます。
 他色との組み合わせのポイントとしては ‡@彩度(色味の強さ)がゼロなので,くどい配色を和らげたり,弱い配色を引き立てたりします。例えば赤と緑のくどい配色の間に白を大きくはさむと,和らぐだけでなく,赤と緑の色味がかえって活きてきます。

   
     

 

 中立的な色なので他の色の持ち味を損なわないで全体を引き締めることができます。白は最も明度が高いので,明度差がアクセントになるからです。
着物では友禅の白上げ技法や家紋(抜紋)がこの効果を活かしていると思います。 

涼.jpg 絵の趣を損なわないで「涼」の文字を浮き上がらせています。
桐.jpg 黒留袖や色無地(格を上げる場合)等の礼装には白抜き紋を入れますが,着物全体の色の持ち味を損なわないで格式を上げてくれます。

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◎紫の魅力 

 紫は西洋でも東洋でも古代より高貴な色とされてきました。地中海世界では「貝紫」,日本では「藍と紅」又は「紫草の根」を使い非常に貴重な染料と手間を要した為,得がたい色という理由も挙げられますが,紫の持つ神秘性や妖艶さが高貴な意味をもたせたのでしょう。紫は青(寒色)と赤(暖色)を混ぜた中性色で,高貴と下品,神秘と不安,などの異質の性格が共存した不思議な色と言えます。
 日本人がもつ紫のイメージとしては 母の羽織,袱紗,和服など日本的なイメージが強いようです。日本の習慣では紫の色無地や袱紗は祝儀,不祝儀両方使える神聖な色であり,昔からおしゃれ度アップの利かせ色としても巧みに用いられてきました。江戸の友禅染小袖を見るとその色彩感覚に感心します。
 配色のポイントとしては,紫と黄色は反対色でこの配色は不思議なおしゃれ感があり,きものにはセットのようによく使われます。ただ,原色同士はけばけばしいのでトーンを落としたくらいが程よいようです。紫と紺,紫と赤,紫と橙も非常に綺麗な配色で紫を部分的に利かせるとおしゃれ度が増します。 日頃きものや和小物を扱わせて頂いていて感じるのですが,傾向的に紫から赤紫系統の色を利かせたものが好まれていると感じています。例えば赤い振袖と金の袋帯に帯締を合わせる場合,以前なら赤や緑を合わせていたところを,今は紫や赤紫を合わせるほうが感覚的に好まれます。ただ,紫は使い方を間違えると,下品になりかねないので,面積を少なくしたり,くすませるなどの工夫が必要な場合もあるでしょう。 紫を上手に使って暮らしのおしゃれ度をアップして下さい。

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◎光源について

 着物を選ぶ時,大切な要素が地色だと思いますが,見る場所で微妙に違って映るので迷ってしまうことはありませんか?物の色が見えるためには光(照明光源)が必要ですが、この光源が変化すると色も変わって見えます。色とはあくまでも見え方なので決して一定ではありません。光源には照明光の標準が定められています。A白熱電球の光  B太陽光  C晴天の日に北窓で受ける光で青空の光    D太陽光に青空の光が加わった昼光  ですが,分かりやすく大雑把に考えると蛍光灯の光,白熱球の光,外の光で区別すると分かりやすいと思います。 きものを選ぶ時,蛍光灯の青白い光だけでは貧弱に見えますが,スポットを当てて見ると暖かみが出て高級感も増します。赤みの要素がある色柄なら赤みが増して見えます。例えば紫は赤と青の混色ですが,スポットの下では赤みが強く出て派手に見えても,外に出ると落ち着いて見えます。これはどちらの色が本当というわけではありません。要はその着物は主にどんな光源の下で着るのかを想定して選ぶことが大切だということです。室内の場合,店やイベント会場などでは蛍光灯の青白い光+白熱球やハロゲンランプなどの暖かみのある光をミックスしている場合が多いと思います。高級レストランでも料理を美味しそうに見せてゆったりした気分で食事をしてもらうために暖かみのある光を当てています。事務所など仕事効率を上げる場所では蛍光灯のみの場合が多いでしょう。野外の場合でも気候や天気,例えば沖縄と北海道,又は晴天と曇りでは着ている衣服の色は微妙に違って見えます。実際に着物を選ぶ時はスポットの下,蛍光灯の下,外の光の下で移動して見てみてみるとよりイメージが確かめられるでしょう。

●ニュートンはスペクトル(白色光の中に赤,橙,黄,緑,青などの色光が含まれていること)を発見しました。物体に光を当てた時,人間の目は反射した色光を色として認識します。例えば青い物体は青以外の色光を吸収して青(B)だけ反射するので青く見えます。黄色の物体は赤(R)と緑(G)の色光だけが反射して混色(加法混色)するので黄色に見えます。白い物体はすべての色光を反射して白く見え,黒はすべての色光を吸収して反射しないので黒く見えます。蛍光灯や白熱球など光源自体もそれぞれが持っている青や赤などの色光の要素が違うので,当然同じ物体でも当てる光源によって色が違って見えるのです。 
参照リンク  http://www.sikiken.co.jp/index.html

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◎日本の伝統色

 日本の伝統色名は染料となる草木そのものの名前(紅赤,藍色,刈安色)や,植物,動物,鉱物の色に似ているとこらからつけられたもの(桜色,鶯色,琥珀色),また,ある地域や人にちなんだ色(江戸紫,京紫,新橋色,利休鼠,路考茶 ※注1参照)などが当てられました。また「襲の色目(かさねのいろめ)」と言う季節感あふれる色表現もあります。
 日本の色を表現すると「しぶさ」「さび」「粋」等と言われますが,これは何故なのでしょう?
日本の伝統色は草木染め主体で何度も繰り返して染め出すので,色の層が重なり灰味が生まれます。千利休の「わび茶」に見られるような質素な精神性も日本の伝統色に息づいています。一方で伝統色には豊臣秀吉に象徴されるような豪華絢爛さや鮮やかな色使いもあります。室町以降盛んになった能装束は鮮やかな色彩が用いられています。日本にははっきりとした四季のうつろいがあり,夏があれば冬もあるのと同じように,豪華絢爛の対極にある,質素なものの中に究極の美を感じ取り,精神のバランスをとってきたのかもしれません。日本の伝統色が渋さと鮮やかさの二面性をもつのは決して矛盾していないのです。
  時代によって変化はありますが,総じて紫や赤は上層階級の色。縹色(藍染),桃色(一斤染め),茶色,鼠色,は庶民的な色とされてきました。紫は藍と紅,又は紫草,赤は紅を染料とし,手間が掛かって高価なので庶民的ではなかったようです。縹色は藍染ですが,江戸時代になると綿の普及と共に藍染は一般的になりました。桃色(一斤染め)は紅花染めですが,紅の残り液で染めるようなものだったので安価です。茶は身近な植物すべてが持つタンニンを注出して染められ,鼠も身近な団栗や墨を使うので安価でした。 特に「四十八茶百鼠」という言葉がありますが,江戸時代の庶民は派手な色を着ることを禁じられたこともあり,茶と鼠色が庶民の間で大流行しました。路考茶,璃寛茶,団十郎茶※注2参照 ,など歌舞伎役者ゆかりの流行色が生まれるなど,同じ茶でも様々な色の違いを楽しんだのです。「四十八茶百鼠」は,まさにお洒落心たっぷりの江戸の粋を象徴しています。
 今は高貴な色,庶民的な色なんて気にして衣服を着る必要はありませんが,日本の自然を豊かな感性で取り入れてきた先人に学びながら,着物や暮らしの中に取り入れていきたいものですね。

※注1 
江戸紫は青味の強い紫。京紫は赤みの強い紫。 新橋色は緑味の薄い青で明治大正期に新橋芸者が流行らせた。利休鼠は緑味の鼠色で千利休が好んだと言われる。 路考茶は緑味の金茶色で,歌舞伎役者の路考(瀬川菊之丞)にちなむ。

※注2  団十郎茶
市川団十郎代々の十八番「暫(しばらく)」の名場面で用いる衣装の色。弁柄と柿渋で染めた。五代目団十郎の人気にあやかって大流行。

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